コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2

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gsrp-exception-port(GSRP制御対象外ポート)

GSRPの制御対象外とするポートおよびリンクアグリゲーションを定義します。定義されたポートの状態は常にフォワーディングとなります。

[入力モード]

グローバルコンフィグモード

[入力形式]

情報の設定・変更
gsrp-exception-port { <Port list> | la-id <LA ID list> }

情報の削除
delete gsrp-exception-port [{ <Port list> | la-id <LA ID list> }]

情報の表示
show gsrp-exception-port

[サブコマンド入力形式]

なし

[モード階層]

なし

[パラメータ]

{ <Port list> | la-id <LA ID list> }
GSRPの制御対象外とするポートおよびリンクアグリゲーションを選択します。

【"-"または","による範囲指定】
<Port list>
 範囲指定のすべてのポートを指定したことと同じ意味になります。
<LA ID list>
 範囲指定のすべてのリンクアグリゲーションを指定したことと同じ意味になります。

【"*"による範囲指定】
指定不可
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    なし
  2. 本パラメータ使用時の注意事項
    ・指定したポートの状態は常にフォワーディングになるため,指定するポートおよびリンクアグリゲーションによってはループが発生する場合がありますのでご注意ください。
    ・<Port list>で指定する場合,link-aggregationコマンドのaggregated-portに指定されているポートは該当するaggregated-portすべてを同時に指定する必要があります。
    ・lineコマンドでoc48posまたはoc192posを設定しているポートは指定できません。【AX7800S】

[サブコマンド]

なし

[入力例]

  1. 情報の設定
    ポート0/0,0/2から0/4まで,1/3をGSRP制御対象外ポートに設定します。
     
    (config)# gsrp-exception-port 0/0,0/2-4,1/3
    (config)# 
     
  2. 情報の全表示
    全GSRP制御対象外ポートを表示します。
     
    (config)# show gsrp-exception-port
    gsrp-exception-port 0/0,2-4
    !
    gsrp-exception-port 1/3
    (config)# 
     
  3. 情報の全削除
    ポート0/3をGSRP制御対象外ポートから削除します。
     
    (config)# delete gsrp-exception-port 0/3
    (config)# show gsrp-exception-port
    gsrp-exception-port 0/0,2,4
    !
    gsrp-exception-port 1/3
    (config)# 
     
    全GSRP制御対象外ポートを削除します。
     
    (config)# delete gsrp-exception-port
    Are you sure?(y/n): y
    (config)# show gsrp-exception-port
    (config)# 
     

[注意事項]

  1. STP情報(spanning-tree-system,spanning-tree)やVRRP情報(viutual-router)の設定がある場合,GSRP制御対象外ポート情報を設定できません。

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