運用コマンドレファレンス Vol.1


restart ptp

PTPプログラムを再起動します。

[入力形式]

restart ptp [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,PTPプログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にPTPプログラムのコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力した後,PTPプログラムを再起動します。

[スタック構成時の運用]

未サポートです。

[実行例]

図43‒2 PTPプログラムの再起動実行例
> restart ptp
PTP program restart OK? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表43‒3 restart ptpコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

PTP doesn't seem to be running.

PTPプログラムが起動されていません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は次のとおりです。

格納ディレクトリ:/usr/var/core/

コアファイル  :ptpd.core

なお,出力指定した場合に指定ファイルがすでに存在すると,無条件に上書きするので,必要ならばファイルをあらかじめバックアップしておいてください。