運用コマンドレファレンス Vol.1


restart overlay

オーバーレイ(VXLAN)プログラムを再起動します。

[入力形式]

restart overlay [-f][core-flie] 

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージなしで,オーバーレイ(VXLAN)プログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,オーバーレイ(VXLAN)プログラムを再起動します。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。

remote command { <switch no.> | all } restart overlay [-f][core-file]

[実行例]

図24‒11 オーバーレイ(VXLAN)プログラム再起動
> restart overlay
overlay program restart OK? (y/n): y
>
図24‒12 オーバーレイ(VXLAN)プログラム再起動(-fパラメータ指定)
> restart overlay -f
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

VXLANを設定しているポートで一時的にデータ送受信不可となります。

[応答メッセージ]

表24‒16 restart overlayコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Vxlan doesn't seem to be running.

VXLANプログラムが起動されていません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。

指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。