運用コマンドレファレンス Vol.1
inactivate nifコマンドで設定したNIFボードのinactive状態をactive状態に戻します。
[入力形式]
activate nif [switch <switch no.>] <nif no.>
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- switch <switch no.>
- 指定したスイッチ番号のメンバスイッチに対してコマンドを実行できます。
- 本パラメータは,スタック構成時のマスタスイッチで指定できます。指定できる値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- 本パラメータ省略時の動作
- 自装置に対してコマンドを実行します。
- <nif no.>
- active状態に戻すNIF番号を指定します。指定できるNIF番号の値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチからスタックを構成しているメンバスイッチのスイッチ番号を指定してコマンドを実行できます。
なお,remote commandコマンドも使用できます。
remote command {<switch no.> | all} activate nif <nif no.>
[実行例]
NIF番号1のNIFボードをactive状態に戻します。
> activate nif 1
[表示説明]
なし
[通信への影響]
あり
[応答メッセージ]
表12-5 activate nifコマンドの応答メッセージ一覧
メッセージ 内容 Can't execute for accounts mismatch. バックアップスイッチのアカウントが不一致のため,本コマンドを実行できません。アカウントを操作するコマンド(adduser,rmuser,password,clear password)を実行して,アカウントを同期してください。 Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。 NIF <nif no.> is already active. 指定NIFはすでにactive状態です。指定NIFに間違いがなければ実行不要です。
<nif no.> NIF番号NIF <nif no.> is already initializing. 指定NIFはすでに初期化中です。指定NIFに間違いがなければ実行不要です。
<nif no.> NIF番号NIF <nif no.> is disabled. 指定NIFはコンフィグレーションによりdisable状態です。指定パラメータを確認してください。
<nif no.> NIF番号NIF <nif no.> is failed. 指定NIFは障害中です。指定パラメータを確認してください。
<nif no.> NIF番号NIF <nif no.> is notconnected. 指定NIFは未実装,または未使用です。指定パラメータを確認してください。
<nif no.> NIF番号No such Switch <switch no.>. 指定されたスイッチ番号が存在しません。指定パラメータを確認して再実行してください。
また,メンバスイッチの追加直後などは,コマンドを実行できないことがあります。その場合は,再実行してください。
<switch no.>:スイッチ番号Switch <switch no.> was deleted from stack. メンバスイッチはスタック構成から削除されました。
<switch no.>:スイッチ番号
[注意事項]
- inactive状態のNIFをactive状態に戻すと,そのNIFに実装しているポートもactive状態になります。
- 同一NIFに対するinactivate nifとactivate nifの実行間隔は,10秒以上空けてください。
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