コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
MAC認証の固定VLANモードの認証処理でMACアドレスを照合する際,VLAN IDも照合を行います。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
- mac-authentication vlan-check [key <string>]
- 情報の削除
- no mac-authentication vlan-check
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- key <string>
- MAC認証の固定VLANモードで,RADIUSサーバに問い合わせる際のアカウントに付加する文字列を設定します。本装置がMAC認証機能でRADIUSサーバに問い合わせる際のアカウントは,MACアドレス文字列と本コマンドで設定した文字列と,VLAN ID文字列を結合したものを使用します。
- 本パラメータ省略時の初期値
文字列”%VLAN”を設定します。
- 値の設定範囲
1〜64文字の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。
(例) ”@vlan”を設定した場合,macアドレス 0012.e201.23ab,vlan id 10 のユーザ情報をRADIUSサーバへ送信するときのユーザ情報は0012e20123ab@vlan10となる。
[コマンド省略時の動作]
認証処理でVLAN IDのチェックを行いません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
mac-authentication system-auth-control
mac-authentication port
aaa authentication mac-authentication default group radius
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