コンフィグレーションガイド Vol.3

[目次][索引][前へ][次へ]


31.1.16 VRFでのMLDの設定【OS-L3CA】

[設定のポイント]
VRFでMLDを動作させるには,該当VRFのインタフェースにMLDを設定します。
デフォルトではMLDバージョン1,2混在モードです。MLDバージョンを変更する場合は,コンフィグレーションコマンドipv6 mld versionで設定してください。例として,VPN 2にVRF 10を対応させ,VRF 10のインタフェースVLAN 100のIPv6アドレスを2001:db8:100::1/64としたMLD構成例を次の図に示します。

図31-4 VRFでのMLD構成例

[図データ]

[コマンドによる設定]
  1. (config)# interface vlan 100
    VLAN 100を設定します。
     
  2. (config-if)# vrf forwarding 10
    VLAN 100をVRF 10に設定します。
     
  3. (config-if)# ipv6 address 2001:db8:100::1/64
    (config-if)# ipv6 enable
    VLAN 100にIPv6アドレスを設定します。
     
  4. (config-if)# ipv6 mld router
    (config-if)# exit
    VLAN 100にMLDを設定します。
     

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved, Copyright(C), 2014, 2019, ALAXALA Networks, Corp.