コンフィグレーションガイド Vol.3
本装置のOSPFv3隣接ルータでOSPFv3リスタート機能を使用する場合,本装置にOSPFv3ヘルパー機能を設定してください。
リスタート機能を使用する場合,OSPFv3のリスタート時間(graceful-restart restart-timeコマンドの設定値)を,マスタスイッチの切り替え所要時間+LSA学習時間を超えるように設定してください。
グレースフル・リスタートのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。
表27-5 コンフィグレーションコマンド一覧
コマンド名 説明 graceful-restart mode ヘルパー機能またはリスタート機能を動作させます。 graceful-restart restart-time リスタート時間(ヘルパーとの再接続の許容時間)を設定します。 graceful-restart strict-lsa-checking ヘルパールータで,リスタートルータとの間でLSAデータベースが同期していない状況になった場合,グレースフル・リスタートを止めます。 max-metric router-lsa リスタートルータとしての経路学習に失敗したあと,スタブルータとして動作します。 routing options graceful-restart time-limit※ 経路を保留する時間の上限値を指定します。
- 注※
- 「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 8. ルーティングオプション(IPv4)」を参照してください。
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