コンフィグレーションガイド Vol.3

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10.2.7 VRFでのOSPFの適用

[設定のポイント]
router ospfコマンドで,vrfパラメータを指定します。

[コマンドによる設定]
ループバックアドレスをルータIDとして使用し,VRF 2でOSPFを適用します。
  1. (config)# interface loopback 2
    インタフェースモードへ移行し,ループバック2の情報を指定します。
     
  2. (config-if)# vrf forwarding 2
    (config-if)# ip address 100.1.1.1
    VRF 2を指定し,IPアドレスを100.1.1.1にします。
     
  3. (config-if)# ip ospf 1 area 0
    (config-if)# exit
    ドメイン1のエリア0で動作することを指定します。
     
  4. (config)# router ospf 1 vrf 2
    ospfモードへ移行し,VRF 2で動作するOSPFの情報を指定します。ドメイン番号を1にします。
     
  5. (config-router)# network 10.0.0.0 0.255.255.255 area 0
    ネットワーク10.0.0.0/8の範囲内のインタフェースは,エリア0に所属します。

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