コンフィグレーションガイド Vol.3
RIPのコンフィグレーションコマンド一覧を次の表に示します。
表9-13 コンフィグレーションコマンド一覧
コマンド名 説明 address-family ipv4 (RIP) VRF単位の情報を設定します。config-router-afモードへ移行します。 auto-summary RIPで広告するサブネット経路情報を自動的にナチュラルマスク経路情報として集約して広告することを指定します。 default-metric ほかのプロトコルで学習した経路情報をRIPで広告する場合のメトリック値を指定します。 disable RIPが動作しないことを指定します。 distance RIPで学習した経路情報のディスタンス値を指定します。 generate-secondary-route 第2優先経路をルーティングテーブルに登録します。 inherit-metric ほかのルーティングプロトコルの経路情報をRIPで広告する際,メトリック値を引き継ぐことを指定します。 ip rip authentication key RIPバージョン2パケットの認証方式および認証キーを指定します。 ip rip v2-broadcast 指定インタフェースから送信するパケットの宛先アドレスに,ブロードキャストアドレスを使用することを指定します。 ip rip version 指定インタフェースで使用するRIPのバージョンを指定します。 metric-offset 指定インタフェースでRIPパケットを送受信する際に,メトリック値に加算する値を指定します。 neighbor RIPパケットを送信する隣接ルータを指定します。 network RIP送受信先ネットワークを指定します。 passive-interface 指定インタフェースからRIPパケットで経路情報を送信しないことを指定します。 router rip RIPに関する動作情報を設定します。 timers basic RIPの各種タイマ値を指定します。 version RIPのバージョンを指定します。 distribute-list in (RIP)※ RIPで学習した経路をルーティングテーブルに取り込むかどうかをフィルタに従って制御します。 distribute-list out (RIP)※ RIPで広告する経路をフィルタに従って制御します。 ip prefix-list※ IPv4 prefix-listを設定します。 redistribute (RIP)※ RIPで広告する経路のプロトコルを指定します。 route-map※ route-mapを設定します。
- 注※
- 「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 14. 経路フィルタリング(IPv4/IPv6共通)」を参照してください。
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