コンフィグレーションガイド Vol.1

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30.1.1 概要

同一装置でRing Protocolとスパニングツリーを併用して,コアネットワークをRing Protocol,アクセスネットワークをスパニングツリーとしたネットワークを構成できます。例えば,すべてをスパニングツリーで構成していたネットワークを,コアネットワークだけRing Protocolに変更することで,アクセスネットワークの既存設備の多くを変更することなく流用できます。なお,Ring Protocolは,シングルリングおよびマルチリング(共有リンクありのマルチリングを含む)のどちらの構成でも,スパニングツリーと併用できます。

シングルリング構成,またはマルチリング構成でのRing Protocolとスパニングツリーとの併用例を次の図に示します。本装置A−G−I間,B−F−J間,C−D−K間でそれぞれスパニングツリートポロジーを構成しています。なお,本装置A〜DおよびF〜Gでは,Ring Protocolとスパニングツリーが同時に動作しています。

図30-1 Ring Protocolとスパニングツリーの併用例(シングルリング構成)

[図データ]

図30-2 Ring Protocolとスパニングツリーの併用例(マルチリング構成)

[図データ]

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