コンフィグレーションガイド Vol.1

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23.1.4　MACアドレスによるレイヤ2スイッチング

MACアドレス学習の結果に基づいてレイヤ2スイッチングを行います。宛先MACアドレスに対応するエントリを保持している場合，学習したポートだけに中継します。

レイヤ2スイッチングの動作仕様を次の表に示します。

表23-1　レイヤ2スイッチングの動作仕様

宛先MACアドレスの種類 動作概要
ユーザ指定（スタティック） ユーザによって指定されたポートへ中継します。
学習済みのユニキャスト 学習したポートへ中継します。
未学習のユニキャスト 受信したVLANに所属する全ポートへ中継します。
VXLAN機能が有効で，受信したVLANがVNIに含まれる場合，VXLANの動作に従って中継します。【OS-L3CA】
ブロードキャスト 受信したVLANに所属する全ポートへ中継します。
VXLAN機能が有効で，受信したVLANがVNIに含まれる場合，VXLANの動作に従って中継します。【OS-L3CA】
マルチキャスト 受信したVLANに所属する全ポートへ中継します。ただし，IGMP snooping，MLD snooping動作時はsnooping機能の学習結果に従って中継します。
VXLAN機能が有効で，受信したVLANがVNIに含まれる場合，VXLANの動作に従って中継します。【OS-L3CA】

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