コンフィグレーションガイド Vol.1

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19.2.9 RMONによる特定MIB値の閾値チェック

[設定のポイント]
特定のMIBの値に対して定期的に閾値チェックを行い,閾値を超えたらSNMPマネージャにイベントを通知するように設定します。
イベント実行方法にtrapを指定する場合は,あらかじめSNMPトラップモードの設定が必要です。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# rmon event 3 log trap public
    アラームが発生したときに実行するイベントを設定します。
    • 情報識別番号:3
    • イベント実行方法:log,trap
    • SNMP通知先コミュニティ名:public
     
  2. (config)# rmon alarm 12 "ifOutDiscards.3" 256111 delta rising-threshold 400000 rising-event-index 3 falling-threshold 100 falling-event-index 3 owner "NET-MANAGER"
    RMONアラームグループの制御情報を次の条件で設定します。
    • RMONアラームグループの制御情報識別番号:12
    • 閾値チェックを行うMIBのオブジェクト識別子:ifOutDiscards.3
    • 閾値チェックを行う時間間隔:256111秒
    • 閾値チェック方式:差分値チェック(delta)
    • 上方閾値の値:400000
    • 上方閾値を超えたときのイベント方法の識別番号:3
    • 下方閾値の値:100
    • 下方閾値を超えたときのイベント方法の識別番号:3
    • コンフィグレーション設定者の識別情報:NET-MANAGER

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