コンフィグレーションガイド Vol.1

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19.2.5 SNMPv3によるトラップ送信の設定

[設定のポイント]
MIBビューとSNMPセキュリティユーザを設定の上,SNMPセキュリティグループを設定し,さらにSNMPトラップモードを設定します。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# snmp-server view "ALL_TRAP_VIEW" * included
    MIBビューを設定します。
    • ビュー名ALL_TRAP_VIEWに全サブツリーを登録します。
     
  2. (config)# snmp-server user "ADMIN" "ADMIN_GROUP" v3 auth md5 "ABC*_1234" priv des "XYZ/+6789"
    SNMPセキュリティユーザを設定します。
    • SNMPセキュリティユーザ名:ADMIN
    • SNMPセキュリティグループ名:ADMIN_GROUP
    • 認証プロトコル:HMAC-MD5
    • 認証パスワード:ABC*_1234
    • 暗号化プロトコル:CBC-DES
    • 暗号化パスワード:XYZ/+6789
     
  3. (config)# snmp-server group "ADMIN_GROUP" v3 priv notify "ALL_TRAP_VIEW"
    SNMPセキュリティグループを設定します。
    • SNMPセキュリティグループ名:ADMIN_GROUP
    • セキュリティレベル:認証あり,暗号化あり
    • Notifyビュー名:ALL_TRAP_VIEW
     
  4. (config)# snmp-server host 10.1.1.1 traps "ADMIN" version 3 priv snmp
    SNMPv3によってSNMPマネージャに標準トラップを送信する設定をします。
    • SNMPマネージャのIPアドレス:10.1.1.1
    • SNMPセキュリティユーザ名:ADMIN
    • セキュリティレベル:認証あり,暗号化あり
    • 送信するトラップ:coldStart,warmStart,linkDown,linkUp,authenticationFailure
     

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