コンフィグレーションガイド Vol.1

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10.1.3 ログインユーザの作成と削除

adduserコマンドを用いて本装置にログインできるユーザを作成してください。ログインユーザの作成例を次の図に示します。

図10-1 ユーザnewuserを作成

> enable
# adduser newuser
User(empty password) add done. Please setting password.
 
Changing local password for newuser.
New password:********                                    … 1
Retype new password:********                             … 2
# quit
>
 
  1. パスワードを入力します(実際には入力文字は表示されません)。
  2. 確認のため再度パスワードを入力します(実際には入力文字は表示されません)。

また,使用しなくなったユーザはrmuserコマンドを用いて削除できます。

特に,初期導入時に設定されているログインユーザ”operator”を運用中のログインユーザとして使用しない場合,セキュリティの低下を防ぐため,新しいログインユーザを作成したあとにrmuserコマンドで削除することをお勧めします。また,コンフィグレーションコマンドaaa authentication loginで,RADIUS/TACACS+を使用したログイン認証ができます。コンフィグレーションの設定例については,「10.3.2 RADIUSサーバによる認証の設定」および「10.3.3 TACACS+サーバによる認証の設定」を参照してください。

なお,作成したログインユーザ名は忘れないようにしてください。ログインユーザ名を忘れると,デフォルトリスタートで起動してもログインできないので注意してください。

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