コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1
装置のモデルを設定します。
本コマンドは,スタックで動作させる場合に自メンバスイッチ以外のメンバスイッチに対してモデルを設定します。自メンバスイッチの情報は自動で設定されます。自メンバスイッチの情報は設定および削除できません。
[入力形式]
- 情報の設定
- switch <switch no.> provision { 3830-44xw | 3830-44x4qw | 3830-32x4qw }【AX3800S】
- switch <switch no.> provision { 3650-24t6xw | 3650-48t4xw | 3650-20s6xw }【AX3650S】
- 情報の削除
- no switch <switch no.> provision
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <switch no.>
- スイッチ番号を指定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- { 3830-44xw | 3830-44x4qw | 3830-32x4qw }【AX3800S】
- 3830-44xw
- AX3830S-44XWのモデルを設定します。
- 3830-44x4qw
- AX3830S-44X4QWおよびAX3830S-44X4QSのモデルを設定します。
- 3830-32x4qw
- AX3830S-32X4QWのモデルを設定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
3830-44xw,3830-44x4qw,3830-32x4qw
- { 3650-24t6xw | 3650-48t4xw | 3650-20s6xw }【AX3650S】
- 3650-24t6xw
- AX3650S-24T6XWのモデルを設定します。
- 3650-48t4xw
- AX3650S-48T4XWのモデルを設定します。
- 3650-20s6xw
- AX3650S-20S6XWのモデルを設定します。
- 本パラメータ省略時の初期値
省略できません
- 値の設定範囲
3650-24t6xw,3650-48t4xw,3650-20s6xw
[コマンド省略時の動作]
自動で設定された情報に従い,動作します。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 本コマンドを設定すると,イーサネットインタフェース(interface gigabitethernet,interface tengigabitethernet,interface fortygigabitethernet)が自動的に作成されます。また,本コマンドを削除すると,イーサネットインタフェース(interface gigabitethernet,interface tengigabitethernet,interface fortygigabitethernet)が自動的に削除されます。【AX3800S】
- 本コマンドを設定すると,イーサネットインタフェース(interface gigabitethernet,interface tengigabitethernet)が自動的に作成されます。また,本コマンドを削除すると,イーサネットインタフェース(interface gigabitethernet,interface tengigabitethernet)が自動的に削除されます。【AX3650S】
- 自メンバスイッチ以外の情報を変更する場合は,いったん削除してから,再設定してください。
- すでにスタックを構成しているメンバスイッチのスイッチ番号は設定および削除できません。
- 自メンバスイッチがAX3800Sのモデルの場合,AX3650Sのモデルは設定できません。また,自メンバスイッチがAX3650Sのモデルである場合,AX3800Sのモデルを設定することはできません。
[関連コマンド]
interface gigabitethernet
interface tengigabitethernet
interface fortygigabitethernet
stack enable
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