コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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line vty

装置へのtelnetおよびSSHによるリモートログインを許可します。また,装置に同時にリモートログインできるユーザ数を制限するためにも使用します。

本設定を行うと,すべてのリモート運用端末からのtelnetおよびSSHによるリモートログインを受け付けるようになります。ログインできる端末を制限する場合は,「コンフィグレーションガイド Vol.1 10.1.7 リモート運用端末からのログインを許可するIPアドレスの設定」を参照し,ip access-group,ipv6 access-classや,transport input設定をしてください。

[入力形式]

情報の設定
line vty 0 <number>

情報の削除
no line vty

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<number>
ログインできるユーザ数を設定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    省略できません
  2. 値の設定範囲
    0〜15(ログインできるユーザ数を1〜16に設定できます)

[コマンド省略時の動作]

telnetおよびSSHによるリモートログインを受け付けません。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本設定を行うと,すべてのリモート運用端末からのtelnetおよびSSHによるリモートログインを受け付けるようになります。ログインできる端末を制限する場合は,「コンフィグレーションガイド Vol.1 10.1.7 リモート運用端末からのログインを許可するIPアドレスの設定」を参照し,ip access-group,ipv6 access-classや,transport input設定をしてください。
  2. 同時にログインできるユーザ数を変更しても,すでにログインしているユーザのセッションが切れることはありません。本設定以降にリモートログインするユーザに対して有効となります。

[関連コマンド]

transport input

ip access-group

ipv6 access-class

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