コンフィグレーションガイド Vol.1

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14.1.1 コンフィグレーション・運用コマンド一覧

装置を管理する上で必要なコンフィグレーションコマンド,および運用コマンド一覧の一覧を次の表に示します。

表14-1 コンフィグレーションコマンド一覧

コマンド名 説明
swrt_multicast_table IPv4/IPv6マルチキャストとIGMP/MLD snoopingを同時に使用する場合に設定します。
swrt_table_resource 装置のルーティングのテーブルエントリ数の配分パターンを設定します。
system fan mode ファンの運転モードを設定します。
system l2-table mode レイヤ2ハードウェアテーブルの検索方式を設定します。
system recovery no system recoveryコマンドを設定すると,装置の障害が発生した際に,障害部位の復旧処理を行わないようにし,障害発生以降に障害部位を停止したままにします。
system temperature-warning-level 装置の入気温度が指定温度以上になった場合に運用メッセージを出力します。
switch provision 本装置のモデルを設定します。

注※
コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 4. スタック」を参照してください。

表14-2 運用コマンド一覧(ソフトウェアバージョンと装置状態の確認)

コマンド名 説明
show version 本装置に組み込まれているソフトウェアや実装されているボードの情報を表示します。
show system 本装置の運用状態を表示します。
clear control-counter 障害による装置再起動回数および部分再起動回数を0クリアします。
show environment 筐体のファン,電源,温度の状態と累積稼働時間を表示します。
reload 装置を再起動します。
show tech-support テクニカルサポートで必要となるハードウェアおよびソフトウェアの状態に関する情報を表示します。
show tcpdump 本装置に対して送受信されるパケットをモニタします。

表14-3 運用コマンド一覧(装置内メモリとMCの確認)

コマンド名 説明
show flash 装置内メモリの使用状態を表示します。
show mc MCの形式と使用状態を表示します。
format mc MCを本装置用のフォーマットで初期化します。

表14-4 運用コマンド一覧(ログ情報の確認)

コマンド名 説明
show logging 本装置で収集しているログを表示します。
clear logging 本装置で収集しているログを消去します。
show logging console set logging consoleコマンドで設定された内容を表示します。
set logging console 運用メッセージの画面表示をイベントレベル単位で制御します。

表14-5 運用コマンド一覧(リソース情報とダンプ情報の確認)

コマンド名 説明
show cpu CPU使用率を表示します。
show processes 装置の現在実行中のプロセスの情報を表示します。
show memory 装置の現在使用中のメモリの情報を表示します。
df ディスクの空き領域を表示します。
du ディレクトリ内のファイル容量を表示します。
erase dumpfile ダンプファイルを消去します。
show dumpfile ダンプファイル格納ディレクトリに格納されているダンプファイルの一覧を表示します。

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