ipv6 pim direct
遠隔のマルチキャストサーバアドレスを直接接続サーバとして扱い,動作します。
[入力形式]
- 情報の設定
- 
                  ipv6 pim direct <access list name> 
- 情報の削除
- 
                  no ipv6 pim direct <access list name> 
[入力モード]
- (config-if)
- 
                  VLANインタフェース 
[パラメータ]
- <access list name>
- 
                  本装置に直接接続として動作させたいマルチキャストデータの送信元アドレスのアクセスリストを指定します。有効となる送信元アドレスはインタフェース当たり最大128個です。 - 
                        本パラメータ省略時の初期値 省略できません 
- 
                        値の設定範囲 31文字以内の名前を指定します。 詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。 
 
- 
                        
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
- 
                  <access list name>はipv6 access-listコマンドで設定したアクセスリストを指定してください。これ以外のコマンドで設定したアクセスリストは指定できません。 
- 
                  未設定のアクセスリストを指定した場合,本コマンドは無効となります。 
- 
                  <access list name>に指定するアドレスは,該当アクセスリストの送信元IPv6アドレスに指定してください。 
- 
                  グローバルネットワークまたはVRF単位で同一の送信元IPv6アドレスを含む設定にした場合,一部の設定が無効となります。 
- 
                  指定するアクセスリストに設定された送信元IPv6アドレスは,インタフェース当たりの最大数(128個)まで有効です。 
- 
                  本コマンドのアクセスリストで指定した送信元IPv6アドレスは有効・無効にかかわらず,送信元IPv6アドレス数の合計が装置当たりの最大数(256個)を超えた場合にエラーとなります。 
- 
                  有効になる送信元IPv6アドレスはアクセスリストに入力した順番となります。また,運用コマンドppupdateで対象装置のソフトウェアをバージョンアップした場合や運用コマンドcopyでコンフィグレーションをコピーした場合には,有効になる送信元IPv6アドレスはアクセスリストのシーケンス番号順となります。 
[関連コマンド]
ipv6 pim
ipv6 access-list