switchport validation
特定のフレームを廃棄する設定をします。
[入力形式]
- 情報の設定
-
switchport validation vlan-tag
- 情報の削除
-
no switchport validation
[入力モード]
- (config-if)
-
イーサネットインタフェース
[パラメータ]
- vlan-tag
-
次のフレームを廃棄します。
-
フレームに付与されているVLAN Tagが2段以上かつ1段目TagのVLAN IDが'0'
-
フレームに付与されているVLAN Tagが2段以上かつ2段目TagのVLAN IDが'0'
また,MACアドレス側から1段目のVLAN Tagは,ポートごとのTPID値に従いVLAN Tagを判定します。MACアドレス側から2段目のVLAN Tagは,TPID値0x8100をVLAN Tagと判定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
なし
-
[コマンド省略時の動作]
フレームを廃棄しません。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
-
チャネルグループに所属するポートに本コマンドを設定する場合,該当チャネルグループに所属するすべてのポートに設定をしてください。
-
トンネリングポートへの設定は未サポートです。
-
ポートVLANのアクセスポートおよびネイティブVLANが設定されたトランクポートのTPID値を0x8100以外に設定し,かつ,本コマンドを設定した場合,該当ポートでMACアドレス側から1段目にTPID値が0x8100のVLAN Tagを持つフレームを受信した場合は廃棄されます。
[関連コマンド]
なし