3.5.1 受信側フィルタエントリ数
受信側フロー検出モードごとの,装置当たりに設定できる受信側フィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
受信側フロー検出モード |
受信側フィルタ最大エントリ数※1※2 |
||
---|---|---|---|
MAC条件 |
IPv4条件 |
IPv6条件 |
|
layer3-1 |
2048×n |
2048×n |
− |
layer3-2 |
− |
4096×n |
− |
layer3-6 |
− |
2048×n |
1024×n |
layer3-dhcp-1 |
− |
1024 |
− |
layer3-mirror-1 |
1024×n |
2048×n |
− |
layer3-mirror-2 |
− |
4096×n |
− |
layer3-mirror-3 |
− |
1024×n |
512×n |
layer3-mirror-4 |
− |
1024×n |
512×n |
layer3-mirror-5 |
− |
1024×n |
1024×n |
layer3-suppress-1 |
1024×n |
2048×n |
− |
layer3-suppress-2 |
− |
1024×n |
1024×n |
layer3-suppress-dhcp-1 |
− |
1024 |
− |
layer3-suppress-mirror-1 |
1024×n |
1024×n |
− |
layer3-suppress-mirror-2 |
− |
1024×n |
1024×n |
custom |
0〜6144×n※3 |
0〜6144×n※3 |
0〜3072×n※3 |
(凡例)−:該当なし n:メンバスイッチの台数
- 注※1
-
フィルタエントリ追加時,該当イーサネットインタフェースまたはVLANインタフェースに対してフロー未検出時に動作するエントリ(廃棄動作)を自動的に付与します。このため,フィルタ最大エントリ数のすべてを使用できません。フィルタエントリの数え方の例を次に示します。
(例1)
エントリ条件:イーサネットインタフェース1/0/1に1エントリ設定
エントリ数 :設定エントリ(1)とイーサネットインタフェース1/0/1の廃棄エントリ(1)の合計2エントリを使用する
残エントリ数:受信側フィルタ最大エントリ数−エントリ数
(例2)
エントリ条件:イーサネットインタフェース1/0/1に2エントリ,VLAN10のインタフェースに3エントリ設定
エントリ数 :設定エントリ(5)とイーサネットインタフェース1/0/1の廃棄エントリ(1)およびVLAN10のインタフェースの廃棄エントリ(1)の合計7エントリを使用する
残エントリ数:受信側フィルタ最大エントリ数−エントリ数
- 注※2
-
スタック構成時はメンバスイッチの台数に応じて収容条件が増加します。ただし,VLANインタフェースの収容条件は変わりません。
また,スタンドアロン時はnが1となります。
- 注※3
-
受信側フィルタの最大エントリ数は,エントリブロックに機能を指定しなかった場合の0エントリから,すべてのエントリブロックに同じフロー検出条件(MAC条件,IPv4条件,IPv6条件)の受信側フィルタを指定した場合の最大エントリ数までとなります。