コンフィグレーションガイド Vol.3


16.1.13 VRFでのIPv4 PIM-SM BSR候補の設定【SL-L3A】

[設定のポイント]

VRFで本装置をBSR候補として使用する場合,BSR候補に設定するループバックインタフェースまたはVLANインタフェースにIPアドレスを設定し,グローバルコンフィグレーションモードでBSR候補の設定をします。例として,VRF 10のBSR候補にループバックインタフェース(loopback 30)を指定した場合の設定を示します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface loopback 30

    (config-if)# vrf forwarding 10

    (config-if)# ip address 192.168.30.1

    (config-if)# exit

    VRF 10のループバックインタフェース(loopback 30)にIPアドレスを設定します。

  2. (config)# ip pim vrf 10 bsr-candidate loopback 30

    VRF 10のBSR候補にループバックインタフェース(loopback 30)を設定します。