restart ipv6-multicast
IPv6マルチキャストルーティングプログラムを再起動します。
[入力形式]
restart ipv6-multicast [-f] [core-file]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- -f
-
再起動確認メッセージを出力しないで,IPv6マルチキャストルーティングプログラムを再起動します。
- 本パラメータ省略時の動作
-
確認メッセージを出力します。
- core-file
-
再起動時にIPv6マルチキャストルーティングプログラムのコアファイル(pim6sd.core)を出力します。
- 本パラメータ省略時の動作
-
コアファイルを出力しません。
[スタック構成時の運用]
未サポートです。
[実行例]
IPv6マルチキャストルーティングプログラムを再起動します。
> restart ipv6-multicast IPv6 Multicast routing program restart OK? (y/n): y > |
[表示説明]
なし
[通信への影響]
IPv6マルチキャスト中継が一時的に停止します。
[応答メッセージ]
項番 |
メッセージ |
内容 |
---|---|---|
1 |
connection failed to mr6 |
IPv6マルチキャストルーティングプログラムとの通信が失敗しました。 IPv6マルチキャストルーティングが有効になっているにもかかわらずこのメッセージが出る場合は,コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart ipv6-multicastコマンドでIPv6マルチキャストルーティングプログラムを再起動してください。 |
2 |
IPv6 routing is not configured. |
IPv6ルーティングが設定されていません。 コンフィグレーションを確認してください。 |
3 |
mr6 appears to be running as pid <pid>, but pid <pid> doesn't exist! |
IPv6マルチキャストルーティングプログラムのPIDファイル中に記述されたプロセスが存在しません。 IPv6マルチキャストルーティングが有効になっていないか,IPv6マルチキャストルーティングプログラムが自動的に再起動した可能性があります。自動的に再起動した場合,必要ならば,再起動を待って,コマンドを再実行してください。 <pid>:プロセスID |
4 |
mr6 does not respond. |
IPv6マルチキャストルーティングプログラムからの応答がありません。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart ipv6-multicastコマンドでIPv6マルチキャストルーティングプログラムを再起動してください。 |
5 |
mr6 doesn't seem to be running. |
IPv6マルチキャストルーティングプログラムが起動していないため,コマンドが失敗しました。 IPv6マルチキャストルーティングが有効になっているにもかかわらずこのメッセージが出る場合は,IPv6マルチキャストルーティングプログラムの再起動を待って,コマンドを再実行してください。 |
6 |
mr6 failed to terminate. |
IPv6マルチキャストルーティングプログラムの restart ipv6-multicastコマンドによる再起動に失敗しました。 コマンドを再実行してください。 |
7 |
mr6 has already stopped. |
IPv6マルチキャストルーティングプログラムがすでに停止しているため,restart ipv6-multicastコマンドが失敗しました。 IPv6マルチキャストルーティングプログラムが自動的に再起動した可能性があります。必要ならば,再起動を待って,コマンドを再実行してください。 |
8 |
mr6 restarted after termination: old pid <pid>, new pid <pid> |
restart ipv6-multicastコマンド実行中にPIDが変更されたため,コマンドが失敗しました。 IPv6マルチキャストルーティングプログラムが自動的に再起動した可能性があります。必要ならば,再起動を待って,コマンドを再実行してください。 <pid>:プロセスID |
9 |
mr6 signaled but still running, waiting 6 seconds more. |
restart ipv6-multicastコマンドによって,IPv6マルチキャストルーティングプログラムを再起動中です。 しばらくお待ちください。 |
10 |
mr6 still running, sending a kill signal. |
restart ipv6-multicastコマンドによる再起動のためにIPv6マルチキャストルーティングプログラムにKillシグナルを送信中です。 しばらくお待ちください。 |
11 |
mr6 still running, sending another terminate signal. |
restart ipv6-multicastコマンドによる再起動のために,IPv6マルチキャストルーティングプログラムにterminateシグナルを再送中です。 しばらくお待ちください。 |
12 |
mr6 terminated. |
IPv6マルチキャストルーティングプログラムがrestart ipv6-multicastコマンドによって停止しました。 自動的に再起動しますので,しばらくお待ちください。 |
13 |
pid file <file name> mangled! |
IPv6マルチキャストルーティングプログラムのPIDファイルが不正です。 <file name>:PIDファイル名 |
14 |
pid in file <file name> unreasonably small (<pid>) |
IPv6マルチキャストルーティングプログラムのPIDファイルが不正です。 <file name>:PIDファイル名 <pid>:PIDファイル中のプロセスID |
15 |
program error occurred: <error message> |
プログラムエラーが発生しました。 コマンドを再実行してください。 <error message>:エラー部位 |
[注意事項]
- IPv6マルチキャストルーティングプログラムのコアファイルの出力先を以下に示します。
-
ディレクトリ:/usr/var/core/
コアファイル:pim6sd.core
IPv6マルチキャストルーティングプログラムのコアファイルの削除方法は「erase protocol-dump ipv6-multicast」を参照してください。