パラメータに指定できる値
パラメータに指定できる値を,次の表に示します。
| パラメータ種別 | 説明 | 入力例 | 
|---|---|---|
| 名前 | アクセスリストの名称などは,1文字目は英字,2文字目以降は英数字とハイフン(-),アンダースコア(_),ピリオド(.)で指定できます。 なお,コマンド入力形式上,名前またはコマンド名・パラメータ(キーワード)のどちらでも指定できる部分で,コマンド名・パラメータ(キーワード)と同一の名前を指定した場合,コマンド名・パラメータ(キーワード)が指定されたとみなされます。 | ip access-list standard inbound1 | 
| MACアドレス, MACアドレスマスク | 2バイトずつ16進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 | 1234.5607.08ef 0000.00ff.ffff | 
| IPv4アドレス, サブネットマスク | 1バイトずつ10進数で表し,この間をドット(.)で区切ります。 | 192.168.0.14 255.255.255.0 | 
| IPv6アドレス | 2バイトずつ16進数で表し,この間をコロン(:)で区切ります。 | 3ffe:501:811:ff03::87ff:fed0:c7e0 fe80::200:87ff:fe5a:13c7 | 
| インタフェース名称付きIPv6アドレス(リンクローカルアドレスだけ) | IPv6アドレスの後部にパーセント(%)をはさんでインタフェース名称を指定します。このパラメータ種別で使えるIPv6アドレスはリンクローカルアドレスだけです。 | fe80::200:87ff:fe5a:13c7%VLAN0001 | 
■<switch no.>,<nif no.>および<port no.>の範囲
パラメータ<switch no.>,<nif no.>および<port no.>の値の範囲を次の表に示します。なお,スタック未対応コマンドの場合は,<switch no.>を含まない形式で指定します。
| モデル | 値の範囲 | ||
|---|---|---|---|
| <switch no.> | <nif no.> | <port no.> | |
| AX3660S-24T4X | 1〜2 | 0 | 1〜30 | 
| AX3660S-24T4XW | 1〜30 | ||
| AX3660S-48T4XW | 1〜54 | ||
| AX3660S-16S4XW | 1〜46 | ||
| AX3660S-24S8XW | 1〜46 | ||
| AX3660S-48XT4QW | 1〜52 | ||
| AX3660S-24X4QW | 1〜52 | ||
| AX3660S-48X4QW | 1〜52 | ||
■<port list>の指定方法
<port list>には,<switch no.>/<nif no.>/<port no.>の形式でハイフン(-),コンマ(,),アスタリスク(*)を使用して複数のポートを指定できます。また,パラメータ<switch no.>/<nif no.>/<port no.>と同様に一つのポートも指定できます。指定値の範囲は,前述の<switch no.>,<nif no.>および<port no.>の範囲に従います。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 
                  - スタック対応コマンドの場合
- 
                        1/0/1-3,5:スイッチ番号にはハイフン(-)を指定できません。 
- スタック未対応コマンドの場合
- 
                        0/1-3,5 
 
- [アスタリスクによる範囲指定の例]
- 
                  - スタック対応コマンドの場合
- 
                        1/*/*:装置の全ポートを指定。なお,スイッチ番号にはアスタリスク(*)を指定できません。 
- スタック未対応コマンドの場合
- 
                        */*:装置の全ポートを指定 
 
■<channel group number>の範囲
<channel group number>の値の範囲を次の表に示します。
| 項番 | モデル | 値の範囲 | 
|---|---|---|
| 1 | 全モデル共通(スタック構成時) | 1〜96 | 
| 2 | 全モデル共通(スタンドアロン時) | 1〜48 | 
■<channel group list>の指定方法
<channel group list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のチャネルグループ番号を指定できます。また,一つのチャネルグループ番号も指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたチャネルグループ番号になります。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 
                  1-3,5,10 
■<vlan id>の範囲
<vlan id>の値の範囲は1〜4094です。
■<vlan id list>の指定方法
<vlan id list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のVLAN IDを指定できます。また,一つのVLAN IDも指定できます。指定値の範囲は,VLAN ID=1(デフォルトVLANのVLAN ID)およびコンフィグレーションコマンドで設定されたVLAN ID値になります。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 
                  1-3,5,10 
■<vni list>の指定方法【SL-L3A】
<vni list>には,ハイフン(-),コンマ(,)を使用して複数のVNIを指定できます。また,一つのVNIも指定できます。指定値の範囲は,コンフィグレーションコマンドで設定されたVNIになります。なお,一度に指定できるVNIの数は,最大8191です。
- [ハイフンまたはコンマによる範囲指定の例]
- 
                  1-3,5000,1010020-1010049 
■<loopback id>の範囲【SL-L3A】
<loopback id>の値の範囲は1〜256です。
■インタフェースの指定方法
インタフェース種別グループに対応するパラメータ<interface type> <interface number>の指定方法を次の表に示します。
| インタフェース種別 グループ | <interface type>に指定する インタフェース名 | <interface number>に指定する インタフェース番号 | 
|---|---|---|
| イーサネットインタフェース | gigabitethernet | <switch no.>/<nif no.>/<port no.> | 
| tengigabitethernet | <switch no.>/<nif no.>/<port no.> | |
| fortygigabitethernet | <switch no.>/<nif no.>/<port no.> | |
| hundredgigabitethernet | <switch no.>/<nif no.>/<port no.> | |
| ポートチャネルインタフェース | port-channel | <channel group number> | 
| VLANインタフェース | vlan | <vlan id> | 
| ループバックインタフェース | loopback | 0 | 
| <loopback id>【SL-L3A】 | ||
| Nullインタフェース | null | 0 | 
| マネージメントポート | mgmt | 0 |