運用コマンドレファレンス Vol.1


dump protocols loop-detection

L2ループ検知プログラムで採取している詳細イベントトレース情報および制御テーブル情報をファイルへ出力します。

[入力形式]

dump protocols loop-detection

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

なし

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。

remote command {<switch no.> | all} dump protocols loop-detection

[実行例]

詳細イベントトレース情報および制御テーブル情報をファイルに出力します。

図38‒7 詳細イベントトレース情報および制御テーブル情報の出力
> dump protocols loop-detection
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表38‒10 dump protocols loop-detectionコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Connection failed to L2 Loop Detection program.

L2ループ検知プログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。

File open error.

ダンプファイルのオープンまたはアクセスができませんでした。

L2 Loop Detection is not configured.

L2ループ検知が設定されていないか,または機能が有効になっていません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

出力ファイルの格納ディレクトリおよび名称は次のとおりです。

格納ディレクトリ:/usr/var/l2ld/

出力ファイル:l2ld_dump.gz

指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。