運用コマンドレファレンス Vol.1


restart overlay

オーバーレイ(VXLAN)プログラムを再起動します。

[入力形式]

restart overlay [-f] [core-flie]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

確認メッセージを出力しないで,オーバーレイ(VXLAN)プログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力したあと,オーバーレイ(VXLAN)プログラムを再起動します。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。

remote command {<switch no.> | all} restart overlay [-f] [core-file]

[実行例]

図25‒11 オーバーレイ(VXLAN)プログラムの再起動
> restart overlay
overlay program restart OK? (y/n): y
>
図25‒12 確認メッセージなしでオーバーレイ(VXLAN)プログラムの再起動
> restart overlay -f
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

VXLANを設定しているポートで,一時的にデータを送受信できなくなります。

[応答メッセージ]

表25‒16 restart overlayコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Vxlan doesn't seem to be running.

VXLANプログラムが起動していません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

  1. コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は次のとおりです。

    • 格納ディレクトリ:/usr/var/core/

    • コアファイル:vxland.core

    指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。