メッセージ・ログレファレンス


2.4.4 05XXXXXX-09XXXXXX

ここでは,メッセージ識別子の上位2桁が05から09の運用メッセージを示します。

表2‒7 イベント発生部位SOFTWAREの運用メッセージ(05XXXXXX-)

メッセージ

識別子

イベント

レベル

メッセージテキスト

内容と対応

05000001 05000002

05000004 06100001

06100002 06100004

06200001 06200002

06200004 06300001

06300002 06300004

06400001 06400002

06400004 06500001

06500002 06500004

07000001 07000002

07000004 09100001

09100002 09100004

09200001 09200002

09200004 09300001

09300002 09300004

09400001 09400002

09400004 09500001

09500002 09500004

09600001 09600002

09600004 09700001

09800001

E7

Software failure occurred during operation.

運用中にソフトウェアに障害が発生しました。

[対応]

正常な運用ができない可能性があります。次に示す処置を行ってください。

  1. show loggingコマンドでログを確認し,他の障害が発生している場合はそのメッセージに対応した処置を行ってください。

  2. reloadコマンドで装置を再起動してください。

  3. reloadコマンドで再起動しても同一の障害が発生する場合は,装置を交換してください。

05000003 06100003

06200003 06300003

06400003 06500003

07000003 09100003

09200003 09300003

09400003 09500003

09600003

E9

System restarted due to software failure occurred during initialization.

初期化中にソフトウェアに障害が発生し,装置を再起動しました。

[対応]

show loggingコマンドでログを確認し,他の障害が発生している場合はそのメッセージに対応した処置を行ってください。

05000005 06100005

06200005 06300005

06400005 06500005

07000005 09100005

09200005 09300005

09400005 09500005

09600005 09700005

09800005

E9

System restarted due to software failure occurred during operation.

運用中にソフトウェアに障害が発生し,装置を再起動しました。

[対応]

show loggingコマンドでログを確認し,他の障害が発生している場合はそのメッセージに対応した処置を行ってください。

05001001

E7

Rtm aborted [:<error string>].

ユニキャストルーティングプログラム(rtm)を強制終了しました。

<error string> エラー要因

  • Cannot allocate memory メモリ不足による強制終了

  • 空白 その他の要因による強制終了

[対応]

  • エラー要因が,「メモリ不足による強制終了」の場合

    メモリ領域が枯渇したことが原因です。使用制限(「コンフィグレーションガイド Vol.1」 「3 収容条件」参照)をオーバしていないか確認してください。使用制限内である場合は,次の「エラー要因:その他の要因による強制終了」の対応を行ってください。

  • エラー要因が,「その他の要因による強制終了」の場合

    (1) ユニキャストルーティングプロトコルに関する他のログ(メッセージ種別:RTM)が発生していないかを確認し,対応する処置を行ってください。

    (2) ユニキャストルーティングプログラムは自動的に再起動されます。ユニキャストルーティングプログラムが再起動しない場合,または再起動が頻発する場合は装置を再起動してください。

R7

Rtm restarted.

ユニキャストルーティングプログラム(rtm)を再起動しました。

このメッセージは,ユニキャストルーティングプログラムが自動的に再起動した場合,またはrestart unicastコマンドによって再起動を要求した場合に出力します。

[対応]

なし。

05001010

E3

The number of maximum multipath set by the configuration is different from the maximum value when this system starts.

コンフィグレーションで設定された最大マルチパス数が,本装置起動時の最大値と異なっています。

[対応]

  1. show systemコマンドで,「Current selected unicast multipath number」に表示されているマルチパス数の最大数を確認してください。

  2. 1の値を変更してマルチパスを構成したい場合は,マルチパスを使用するすべてのプロトコルについて,最大マルチパス数をコンフィグレーションで設定および保存してから装置を再起動してください。装置再起動後,コンフィグレーションで設定された最大マルチパス数で運用されます。

  3. 1の値を変更しない場合は,コンフィグレーションで変更した最大マルチパス数の設定を元の値に戻してください。