ip icmp rate-limit unreachable
ICMPエラーの送信間隔を指定します。dfパラメータを指定することによって,コード4(DFフラグがセットされているため,フラグメントできない)のICMPエラー送信間隔を設定します。本パラメータを使用することで,コード4とコード4以外のICMPエラー送信間隔をそれぞれ独立して設定できます。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
 - 
                  
ip icmp rate-limit unreachable [df] <milli seconds>
 - 情報の削除
 - 
                  
no ip icmp rate-limit unreachable [df]
 
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- df
 - 
                  
コード4のICMPエラー送信間隔を設定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
コード4以外のICMPエラー送信間隔を設定します。
 - 
                        
値の設定範囲
なし
 
 - 
                        
 - <milli seconds>
 - 
                  
ICMPエラーメッセージ間の最小時間を設定します。0を指定すると送信間隔によるICMPエラーパケット送信の制限を行いません。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
0〜4294967295(ミリ秒)
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
すべてのICMPエラーの送信間隔は500ミリ秒となります。
ただし,次の点に注意してください。
- 
                  
ip icmp rate-limit unreachableを設定し,ip icmp rate-limit unreachable dfを設定しない場合,コード4のエラー送信間隔はコード4以外のエラー送信間隔と同じになります。
 - 
                  
ip icmp rate-limit unreachable dfだけを設定した場合,コード4以外のエラー送信間隔は500ミリ秒となります。
 
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
なし