コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1


vrrp name

仮想ルータに名称を設定します。

[入力形式]

情報の設定

vrrp <vrid> name <string>

情報の削除

no vrrp <vrid> name

[入力モード]

(config-if)

VLANインタフェース

[パラメータ]

<vrid>

仮想ルータのIDを指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    1〜255

<string>

仮想ルータに名称を設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    15文字以内の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。

[コマンド省略時の動作]

なし

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 本コマンドが設定された仮想ルータは,トラッキング機能で障害を検出して,仮想ルータの優先度が0となった場合,仮想ルータが設定されているIPインタフェースをダウンさせません。

[関連コマンド]

vrrp follow