track ip route
障害監視インタフェースでVRRPポーリングを行う場合の,VRRPポーリング宛先を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
 - 
                  
track <track number> ip route {<ip address> | <ipv6 address>} reachability
 - 情報の削除
 - 
                  
no track <track number> ip route [{<ip address> | <ipv6 address>} reachability]
 
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <track number>
 - 
                  
設定を保存するtrack番号を指定します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
1〜255
 
 - 
                        
 - {<ip address> | <ipv6 address>} reachability
 - 
                  
VRRPポーリングをする宛先のIPv4アドレスまたはIPv6アドレスを指定します。本コマンドを指定するtrackは,track interfaceコマンドでip routingオプションを指定する必要があります。宛先IPアドレスまでの経路に関する問題は,ルーティングプロトコルによって解決してください。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
IPv4アドレスまたはIPv6アドレス
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 
                  
本コマンドによる設定は,track interfaceコマンドでip routingを指定したtrackに対してだけ有効です。
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VRRPポーリング宛先IPアドレスは,track interfaceコマンドで指定したVLANのIPアドレスと同一アドレスファミリで設定してください。
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VRRPポーリングの宛先アドレスのアドレスファミリを変更する場合は,コンフィグレーションを一度削除してから再設定してください。
 
[関連コマンド]
ip address
track interface
vrrp ip
vrrp track