channel-group max-active-port
リンクアグリゲーションの該当チャネルグループ内で実際に使用するポートの最大数を指定します。
[入力形式]
- 情報の設定
 - 
                  
channel-group max-active-port <number> [no-link-down]
 - 情報の変更
 - 
                  
channel-group max-active-port <number>
channel-group max-active-port <number> no-link-down
 - 情報の削除
 - 
                  
no channel-group max-active-port
 
[入力モード]
- (config-if)
 - 
                  
ポートチャネルインタフェース
 
[パラメータ]
- <number>
 - 
                  
リンクアグリゲーションのチャネルグループ内で実際に使用するポートの最大数を指定します。チャネルグループ内のポートが本コマンドの指定数を超えている場合,指定数のポートを使用してそのほかのポートにはスタンバイリンク機能を適用します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
1〜8
 
 - 
                        
 - no-link-down
 - 
                  
スタンバイリンクを非リンクダウンで使用する場合,本パラメータを指定します。指定しない場合,スタンバイリンクはリンクダウンします。スタンバイリンクの選択方法は次のとおりです。
- 
                        
lacp port-priorityコマンドによる優先度の低いポート
 - 
                        
優先度が同じ場合はスイッチ番号,NIF番号,ポート番号の大きいポート
 
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
スタンバイリンクはリンクダウンします。
 - 
                        
値の設定範囲
なし
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
最大数は8になります。
[通信への影響]
スタンバイリンク機能で使用ポートが変更され,一時的に通信断となる場合があります。
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 
                  
本コマンドはスタティックなリンクアグリゲーションの場合だけ有効です。
 - 
                  
max-active-portを指定する場合は,max-active-port,lacp port-priorityの設定を接続先の装置と合わせてください。
 - 
                  
スタンバイリンクモードのリンクダウン/非リンクダウンは変更できません。変更する場合,本パラメータを削除したあとに,再度本パラメータの設定が必要です。非リンクダウンモードでポート数を変更する場合,no-link-downの指定が必要です。
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本コマンドを設定して,リンクダウンしていたポートがスタンバイリンクに選択された場合は,離脱を示すログだけを表示します。該当ポートに対する集約を示すログは表示しません。
 
[関連コマンド]
channel-group lacp system-priority
lacp system-priority
lacp port-priority