rmon collection history
RMON(RFC1757)イーサネットの統計来歴の制御情報を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
 - 
                  
rmon collection history controlEntry <integer> [owner <owner name>] [buckets <bucket number>] [interval <seconds>]
 - 情報の削除
 - 
                  
no rmon collection history controlEntry <integer>
 
[入力モード]
- (config-if)
 - 
                  
イーサネットインタフェース
 
[パラメータ]
- <integer>
 - 
                  
統計来歴の制御情報の情報識別番号を指定します。本パラメータはRFC1757のhistoryControlIndexに対応します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
 - 
                        
値の設定範囲
1〜65535
 
 - 
                        
 - owner <owner name>
 - 
                  
本設定の設定者の識別情報を指定します。本設定を誰が行ったかを識別するための情報です。本パラメータはRFC1757のhistoryControlOwnerに対応します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
空白
 - 
                        
値の設定範囲
24文字以内の文字列をダブルクォート(")で囲んで設定します。入力可能な文字は,英数字と特殊文字です。入力文字列にスペースなどの特殊文字を含まない場合,文字列をダブルクォート(")で囲まなくても設定できます。詳細は,「パラメータに指定できる値」の「■任意の文字列」を参照してください。
 
 - 
                        
 - buckets <bucket number>
 - 
                  
統計情報を格納する来歴エントリ数を指定します。本パラメータはRFC1757のhistoryControlBucketsRequestedに対応します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
50
 - 
                        
値の設定範囲
1〜65535
注 <bucket number>に51〜65535を指定した場合,50を指定したときと同じ動作になります。
 
 - 
                        
 - interval <seconds>
 - 
                  
統計情報を収集する時間間隔(秒)を指定します。本パラメータはRFC1757のhistoryControlIntervalに対応します。
- 
                        
本パラメータ省略時の初期値
1800
 - 
                        
値の設定範囲
1〜3600
 
 - 
                        
 
[コマンド省略時の動作]
なし
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
- 
                  
SNMPマネージャからイーサネットヒストリグループにアクセスするときはsnmp-server communityコマンドでSNMPマネージャの登録が必要です。
 - 
                  
コンフィグレーションで設定したヒストリグループとSNMPマネージャからSetで設定したヒストリグループを合わせて,最大32エントリ設定できます。最大エントリを設定した状態で,コンフィグレーションにヒストリグループを設定しても,追加したヒストリグループは動作しません。不要なhistory設定を削除してから,再設定してください。
 - 
                  
SNMPマネージャからRMON historyControlTableのSetを行った場合,コンフィグレーションには反映されません。
 
[関連コマンド]
snmp-server community