コンフィグレーションガイド Vol.1


26.2.4 VTEPの設定

[設定のポイント]

VTEPには次に示す情報を設定します。

  • VTEPに所属させるVNI ID

  • VXLANトンネルの宛先IPv4アドレス

  • VXLANトンネルの送信元IPv4アドレス

    ループバックインタフェースのIPアドレスを使用します。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface loopback 0

    (config-if)# ip address 10.200.30.2

    (config-if)# exit

    VTEPの送信元IPアドレスとなるループバックインタフェースのIPアドレスを設定します。

  2. (config)# interface vxlan 2

    (config-if)# member vni 2

    (config-if)# destination-ip 10.200.33.2

    VTEP 2に所属させるVNI IDと宛先IPv4アドレスを設定します。

  3. (config-if)# source-interface loopback 0

    (config-if)# exit

    VTEPの送信元インタフェースとしてループバックインタフェースを設定します。

[注意事項]

VTEPに所属しているVNI IDを削除する場合は,先に該当するVNI IDをVXLAN Accessポートからすべて削除してください。VXLAN AccessポートにVTEPに所属していないVNI IDが設定されていると,該当するVNI IDで通信する場合があります。