コンフィグレーションガイド Vol.1


3.4.6 IGMP snooping/MLD snooping

IGMP snoopingの収容条件を次の表に示します。

表3‒24 IGMP snoopingの収容条件

項目

最大数

設定VLAN数

64

VLANポート数※1

512

登録エントリ数※2※3

1024

IPアドレス数×ポート数※4

1024

注※1

IGMP snoopingが動作するポート数(IGMP snoopingを設定したVLANに収容されるポートの総和)です。例えば,各々10ポート収容している16個のVLANでIGMP snoopingを動作させる場合,IGMP snooping動作ポート数は160となります。

注※2

登録エントリ数の最大数には,ルーティングプロトコルなどで使用する制御パケットのマルチキャストアドレスも含みます。該当するエントリは,制御パケットに対するグループ参加要求を受信した場合に登録します。VLAN内で複数のルーティングプロトコルを同時に使用する場合,該当するプロトコルの制御パケットが使用するマルチキャストアドレス分だけエントリを使用します。

注※3

IPv4マルチキャストまたはIPv6マルチキャストと同時に使用しない場合は,各VLANで学習したマルチキャストMACアドレスの総和です。IPv4マルチキャストまたはIPv6マルチキャストと同時に使用する場合は,各VLANで学習したマルチキャストIPアドレスの総和です。

注※4

VLANインタフェースに設定されたIPアドレス数×VLANに収容されるポート数の総和です。例えば,16個のVLANにセカンダリアドレス1個(IPアドレス計2個)を設定して,各VLANが10ポート収容している場合,ポート数は320となります。

MLD snoopingの収容条件を次の表に示します。

表3‒25 MLD snoopingの収容条件

項目

最大数

設定VLAN数

32

VLANポート数※1

512

登録エントリ数※2※3

500

注※1

MLD snoopingが動作するポート数(MLD snoopingを設定したVLANに収容されるポートの総和)です。例えば,各々10ポート収容している16個のVLANでMLD snoopingを動作させる場合,MLD snooping動作ポート数は160となります。

注※2

登録エントリ数の最大数には,ルーティングプロトコルなどで使用する制御パケットのマルチキャストアドレスも含みます。該当するエントリは,制御パケットに対するグループ参加要求を受信した場合に登録します。VLAN内で複数のルーティングプロトコルを同時に使用する場合,該当するプロトコルの制御パケットが使用するマルチキャストアドレス分だけエントリを使用します。

注※3

IPv6マルチキャストと同時に使用しない場合は,各VLANで学習したマルチキャストMACアドレスの総和です。IPv6マルチキャストと同時に使用する場合は,各VLANで学習したマルチキャストIPアドレスの総和です。