運用コマンドレファレンス Vol.2


restart ipv6-dhcp relay

IPv6 DHCPリレープログラムを再起動します。

[入力形式]

restart ipv6-dhcp relay [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,IPv6 DHCPリレープログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にIPv6 DHCPリレープログラムのコアファイル(dhcp6_relay.core)を出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあとに,IPv6 DHCPリレープログラムを再起動します。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。

remote command {<switch no.> | all} restart ipv6-dhcp relay [-f] [core-file]

[実行例]

図12‒5 IPv6 DHCPリレープログラム再起動コマンド実行結果画面
>restart ipv6-dhcp relay
DHCPv6 Relay program restart OK? (y/n):y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表12‒7 restart ipv6-dhcp relayコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

dhcp6_relay failed to restart.

IPv6 DHCPリレーの本コマンドによる再起動に失敗しました。コマンドを再実行してください。

IPv6 DHCP relay doesn't seem to be running.

IPv6 DHCPリレープログラムが起動していないため,本コマンドは使用できません。

restarting dhcp6_relay, wait awhile.

本コマンドによってIPv6 DHCPリレープログラムを再起動中です。しばらくお待ちください。

[注意事項]

  1. core出力ファイル:/usr/var/core/dhcp6_relay.core

  2. IPv6 DHCPリレープログラム再起動中はipv6 dhcp relay destinationコンフィグレーションの追加,または削除をしないでください。リース情報が不正となる可能性があります。同様にcopyコマンドでコンフィグレーションのコピーもしないでください。