運用コマンドレファレンス Vol.1


restart ptp

PTPプログラムを再起動します。

[入力形式]

restart ptp [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

確認メッセージを出力しないで,PTPプログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にPTPプログラムのコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力したあと,PTPプログラムを再起動します。

[スタック構成時の運用]

未サポートです。

[実行例]

図44‒2 PTPプログラムの再起動実行例
> restart ptp
PTP program restart OK? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表44‒3 restart ptpコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

PTP doesn't seem to be running.

PTPプログラムが起動していません。コンフィグレーションを確認してください。

[注意事項]

  1. コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は次のとおりです。

    • 格納ディレクトリ:/usr/var/core/

    • コアファイル:ptpd.core

    指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,ファイルをあらかじめバックアップしておいてください。