運用コマンドレファレンス Vol.1


restart lldp

LLDPプログラムを再起動します。

[入力形式]

restart lldp [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,LLDPプログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,LLDPプログラムを再起動します。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチからスタックを構成しているすべてのメンバスイッチを対象にコマンドを実行します。

なお,remote commandコマンドも使用できます。

remote command {<switch no.> | all} restart lldp [-f] [core-file]

[実行例]

図42‒6 LLDP再起動実行例
> restart lldp
LLDP restart OK? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表42‒10 restart lldpコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

LLDP doesn't seem to be running.

LLDPプログラムが起動していないため,コマンドが失敗しました。LLDPプログラムの再起動を待って,コマンドを再実行してください。

Switch <switch no.> was deleted from stack.

メンバスイッチはスタック構成から削除されました。

<switch no.>:スイッチ番号

[注意事項]

コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりです。

格納ディレクトリ:/usr/var/core/

コアファイル:lldpd.core

指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きするので,必要ならば,あらかじめファイルをバックアップしておいてください。