運用コマンドレファレンス Vol.1


restart efmoam

IEEE802.3ah/OAMを再起動します。

[入力形式]

restart efmoam [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,IEEE802.3ah/OAMを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,IEEE802.3ah/OAMを再起動します。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。

remote command {<switch no.> | all} restart efmoam [-f] [core-file]

[実行例]

図40‒5 IEEE802.3ah/OAMプログラムの再起動
> restart efmoam
IEEE802.3ah/OAM program restart OK? (y/n): y
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表40‒7 restart efmoamコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

IEEE802.3ah/OAM doesn't seem to be running.

IEEE802.3ah/OAMプログラムが再起動中のため,本コマンドが失敗しました。再実行してください。

[注意事項]

  1. コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。

     格納ディレクトリ:/usr/var/core/

     コアファイル:efmoamd.core

    指定ファイルがすでに存在する場合は無条件に上書きします。必要な場合はあらかじめファイルをバックアップしてください。

  2. 対向装置にコンフィグレーションコマンドefmoam activeでudldパラメータを指定して運用中の場合,スタック構成時にバックアップスイッチがマスタスイッチに切り替わったあとや,同時に多数のVLANの状態が変化しているときに本コマンドを実行すると,対向装置で片方向リンク障害を誤検出するおそれがあります。