運用コマンドレファレンス Vol.1


remove mac-authentication mac-address

内蔵MAC認証DBからMAC認証用のMACアドレスを削除します。MACアドレスが同じでVLAN IDが異なる場合でも,指定されたMACアドレスと同一であれば削除されます。

なお,認証情報に反映させるためには,commit mac-authenticationコマンドを実行してください。

[入力形式]

remove mac-authentication mac-address {<mac> | -all} [-f]

[入力モード]

装置管理者モード

[パラメータ]

<mac>

指定したMACアドレスを削除します。

MACアドレスは,0000.0000.0000〜feff.ffff.ffffの範囲で指定します。ただし,マルチキャストMACアドレス(先頭バイトの最下位ビットが1のアドレス)は指定できません。

-all

すべてのMACアドレスを削除します。

-f

確認メッセージを出力しないでMACアドレスを削除します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

[スタック構成時の運用]

未サポートです。

[実行例]

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表33‒16 remove mac-authentication mac-addressコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Mac-authentication is not configured.

MAC認証機能が設定されていません。コンフィグレーションを確認してください。

Now another user is using mac-authentication command, please try again.

ほかのユーザがMAC認証機能のコマンドを使用中です。しばらくしてから再実行してください。

Unknown mac-address '<mac>'.

指定されたMACアドレスは登録されていません。

[注意事項]

commit mac-authenticationコマンドを実行しないと,内蔵MAC認証DBに反映されません。