clear qos queueing
show qos queueingで表示する送信キューに積まれずに廃棄したパケット数(HOL1,Tail_drop)を0クリアします。
[入力形式]
clear qos queueing [ <switch no.>/<nif no.>/<port no.> ]
[入力モード]
一般ユーザモードおよび装置管理者モード
[パラメータ]
- <switch no.>/<nif no.>/<port no.>
-
指定したポートの送信キューに積まれずに廃棄されたパケット数を0クリアします。指定できる<switch no.>,<nif no.>および<port no.>の値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。
- 本パラメータ省略時の動作
-
装置に実装されるすべてのポートの送信キュー,CPU宛て送信キューに積まれずに廃棄されたパケット数を0クリアします。
[スタック構成時の運用]
マスタスイッチからスタックを構成しているすべてのメンバスイッチを対象にコマンドを実行します。メンバスイッチのスイッチ番号を指定してコマンドを実行することもできます。
なお,remote commandコマンドも使用できます。
remote command { <switch no.> | all } clear qos queueing remote command <switch no.> clear qos queueing <switch no.>/<nif no.>/<port no.>
[実行例]
> clear qos queueing 1/0/3 Date 20XX/07/14 12:00:00 UTC > |
[表示説明]
なし
[通信への影響]
なし
[応答メッセージ]
メッセージ |
内容 |
---|---|
Can't execute for accounts mismatch. |
バックアップスイッチのアカウントが不一致のため,本コマンドを実行できません。アカウントを操作するコマンド(adduser,rmuser,password,clear password)を実行して,アカウントを同期してください。 |
Can't execute. |
コマンドを実行できません。再実行してください。 |
Illegal Port -- <port no.>. |
指定ポート番号が不正です。指定パラメータを確認し再実行してください。 <port no.> ポート番号 |
No such Switch <switch no.>. |
指定されたスイッチ番号が存在しません。指定パラメータを確認して再実行してください。 また,メンバスイッチの追加直後などは,コマンドを実行できないことがあります。その場合は,再実行してください。 <switch no.>:スイッチ番号 |
Switch <switch no.> was deleted from stack. |
メンバスイッチはスタック構成から削除されました。 <switch no.>:スイッチ番号 |
[注意事項]
-
本コマンドを実行すると,axsEtherTxQoSグループおよびaxsToCpuQoSグループのMIB情報も0クリアされます。