運用コマンドレファレンス Vol.1


set clock

日付,時刻を表示,設定します。

[入力形式]

set clock <[[[[yy]mm]dd]hh]mm[.ss]>

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

yy

年の下2桁を指定します。指定できる値は69〜99(1900年代)および00〜38(2000年代)です。(例:2000年ならば00)

mm

月を指定します(1〜12)

dd

日を指定します(1〜31)

hh

時間を指定します(0〜23)

mm

分を指定します(0〜59)

ss

秒を指定します(0〜59)

すべてのパラメータ省略時の動作

年,月,日,時間,秒,(分は省略不可)は省略できますが,日と分だけのように間を省略しては設定できません。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチからほかのメンバスイッチへ自動で時刻を同期します。

[実行例]

2005年6月22日15時30分に設定する場合は以下のコマンドを入力します。

> set clock 0506221530
Wed Jun 22 15:30:00 UTC 2005
>

[通信への影響]

Web認証およびMAC認証を使用している場合,通信に影響することがあります。「コンフィグレーションガイド Vol.2」 「5.4.1 本装置の設定および状態変更時の注意」を参照してください。

[応答メッセージ]

表9‒1 set clockコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute this command in backup switch or transit switch.

バックアップスイッチまたはトランジットスイッチではコマンドを実行できません。

illegal time format.

時刻入力形式が違います。

illegal time.

日付・時刻の値が範囲外です。範囲内の値を設定してください。

invalid day of month supplied.

日の値が範囲外です。範囲内の値を設定してください。

invalid hour supplied.

時の値が範囲外です。範囲内の値を設定してください。

invalid minute supplied.

分の値が範囲外です。範囲内の値を設定してください。

invalid month supplied.

月の値が範囲外です。範囲内の値を設定してください。

invalid second supplied.

秒の値が範囲外です。範囲内の値を設定してください。

[注意事項]

  1. 本装置で収集している統計情報のCPU使用率は,次のタイミングで0クリアされます。

    • スタンドアロン構成時は,時刻が変更された時点で0クリアされます。

    • スタック構成時は,マスタスイッチは時刻が変更された時点で0クリアされます。マスタスイッチ以外のメンバスイッチは,変更前と変更後の時刻の差が5秒以上あった場合に,1秒単位で収集したCPU使用率が0クリアされます。

  2. 入力できる範囲は「1969/01/01 00:00:00〜2038/01/19 03:14:07」です。