運用コマンドレファレンス Vol.1


clear ssh logging

SSHサーバの運用状態のトレースログを消去します。

[入力形式]

clear ssh logging [switch <switch no.>]

[入力モード]

装置管理者モード

[パラメータ]

switch <switch no.>

スタックを構成している場合,指定したスイッチ番号のメンバスイッチに対してコマンドを実行します。本パラメータはスタック構成時のマスタスイッチで指定できます。指定できる値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

本パラメータ省略時の動作

自装置に対してコマンドを実行します。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチからスタックを構成しているメンバスイッチのスイッチ番号を指定してコマンドを実行できます。

なお,remote commandコマンドも使用できます。

remote command {<switch no.> | all} clear ssh logging

[実行例]

図8‒12 SSHサーバのトレースログの消去
# clear ssh logging
Would you wish to CLEAR the SSH server's log? (y/n): y
 
Clear Complete.

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表8‒9 clear ssh loggingコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute (<reason>).

コマンドが実行できませんでした。

<reason>:内部詳細情報

[対応]

コマンドを再実行してください。

Canceled. SSH server's log was NOT cleared.

ログの消去がキャンセルされました(ログは消去されませんでした)。

Clear Complete.

ログの消去が完了しました。

Interrupted. Please, Re-try.

シグナル([Ctrl]+[C]など)を受信してキャンセルされました。

[対応]

コマンドを再実行してください。

No such Switch <switch no.>.

指定されたスイッチ番号が存在しません。指定パラメータを確認して再実行してください。

また,メンバスイッチの追加直後などは,コマンドを実行できないことがあります。その場合は,再実行してください。

<switch no.>:スイッチ番号

[注意事項]

なし