運用コマンドレファレンス Vol.1


restart accounting

アカウンティングプログラムを再起動します。

[入力形式]

restart accounting [-f] [core-file]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

-f

再起動確認メッセージを出力しないで,アカウンティングプログラムを再起動します。

本パラメータ省略時の動作

確認メッセージを出力します。

core-file

再起動時にコアファイルを出力します。

本パラメータ省略時の動作

コアファイルを出力しません。

すべてのパラメータ省略時の動作

再起動確認メッセージを出力したあと,アカウンティングプログラムを再起動します。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチだけでコマンドを実行できます。

[実行例]

図7‒9 アカウンティングプログラム再起動実行例
> restart accounting
accounting program restart OK? (y/n):y
Date 20XX/12/26 11:02:42 UTC
>
 
> restart accounting -f
Date 20XX/12/26 11:12:42 UTC
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表7‒11 restart accountingコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

accounting program failed to be restarted.

アカウンティングプログラムの本コマンドによる再起動に失敗しました。コマンドを再実行してください。

Can't execute this command in backup switch or transit switch.

バックアップスイッチまたはトランジットスイッチではコマンドを実行できません。

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

Connection failed to accounting program.

アカウンティングプログラムとの通信が失敗しました。コマンドを再実行してください。頻発する場合は,restart accountingコマンドでアカウンティングプログラムを再起動してください。

[注意事項]

コアファイルの格納ディレクトリおよび名称は,次のとおりになります。

格納ディレクトリ:/usr/var/core/

コアファイル:acctd.core

指定ファイルがすでに存在する場合は,無条件に上書きするので,必要ならばあらかじめファイルをバックアップしてください。