運用コマンドレファレンス Vol.1


password

ログインユーザのパスワードを変更します。以下のように,コマンド入力モードによって動作が異なります。

  1. 一般ユーザモードの場合,自ユーザのパスワードだけ変更できます。

  2. 装置管理者モードの場合,全ユーザとenableのパスワードを変更できます。

[入力形式]

password [<user name>]
password enable-mode

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<user name>

ログインユーザ名を指定します。装置管理者モードでは,ログインユーザ名にほかのユーザも指定できます。

本パラメータ省略時の動作

自ユーザのパスワードを変更します。

enable-mode

装置管理者モードにおいて,enableのパスワードを設定できます。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチからほかのメンバスイッチへ自動でアカウントを同期します。

[実行例]

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表7‒3 passwordコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute this command in backup switch or transit switch.

バックアップスイッチまたはトランジットスイッチではコマンドを実行できません。

Can't synchronize accounts to backup switch or transit switch.

バックアップスイッチまたはトランジットスイッチとの同期に失敗しました。再度実行してください。

Mismatch; try again.

再入力したパスワードと最初に入力したパスワードが違います。再入力してください。

Now another user is executing user account command, please try again.

ほかのユーザがユーザアカウント関連コマンドを実行中です。関連コマンド終了後に再度実行してください。

Password unchanged./etc/master.passwd: unchanged

パスワードの変更を中止します。

Permission denied.

パスワードの変更は許容できません。

Please don't use an all-lower case password.Unusual capitalization, control characters or digits are suggested.

英小文字だけでなく,英大文字,記号や数字も併用してください。

Please enter a longer password.

パスワード入力文字は6文字入れてください。

synchronize accounts to backup switch or transit switch.

バックアップスイッチまたはトランジットスイッチとの同期を開始します。

unknown user <user name>

指定ユーザは登録されていません。

<user name>:ユーザ名

[注意事項]

  1. 装置管理者モード以外では他ログインユーザのパスワードは変更できません。なお,他ログインユーザのパスワード変更時にはOld password:は出力されません。New password:から入力を始めてください。

  2. パスワード設定を入力途中でキャンセルする場合は,[Ctrl+D]を入力してください。Retype中に[Ctrl+D]を入力した場合は,Mismatch; try again.として再度入力プロンプトが出るので,[Ctrl+D]を再入力してください。

  3. パスワードの文字数は6文字以上を設定することをお勧めします。6文字未満の文字を入力した場合はエラーを表示しますが,再度入力すれば設定できます。また,パスワードの文字数は128文字以下を設定してください。129文字以上入力した場合は,128文字までがパスワードとして登録されます。

    なお,入力できる文字は,英数字および特殊文字です。詳細は「文字コード一覧」を参照してください。パスワードには英大文字,数字または記号を含むことをお勧めします。すべて英小文字のパスワードを入力した場合はエラーを表示しますが,再度入力すれば設定できます。

  4. スタック構成時は,アカウントの同期に時間が掛かります。