運用コマンドレファレンス Vol.1


set switch

スタックを構成しているスイッチ番号を変更します。

この変更を有効にするには,装置の再起動が必要です。

[入力形式]

set switch <switch no.>

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<switch no.>

指定したスイッチ番号に変更します。指定できる値の範囲は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。

[スタック構成時の運用]

スタンドアロンと同様に運用できます。

[実行例]

図5‒8 スイッチ番号の変更
> set switch 2
The switch number was changed to 2. 
When device restart, the change in the switch number is reflected.
>

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表5‒6 set switchコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't change to new switch number because new switch number exist.

指定されたスイッチ番号がすでに存在するため,スイッチ番号を変更できませんでした。指定パラメータを確認してください。

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

The switch number was changed to <switch no.>. When device restart, the change in the switch number is reflected.

スイッチ番号を変更しました。変更したスイッチ番号は,装置の再起動後に反映されます。

<switch no.>:スイッチ番号

[注意事項]

  1. 変更したスイッチ番号は,装置の再起動後に有効になります。

  2. コンフィグレーションコマンドstack enableを設定しないで装置を再起動した場合は,スイッチ番号を"1"に書き換えます。なお,この書き換えが発生する再起動時に記録される運用メッセージには,書き換える前のスイッチ番号が表示されます。