運用コマンドレファレンス Vol.1


rmdir

指定したディレクトリを削除します。

[入力形式]

rmdir <directory>
rmdir mc-dir <directory>

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

<directory>

削除対象のディレクトリ名を指定します。

mc-dir <directory>

MC上のディレクトリを削除します。

MC上のディレクトリ名称の指定にワイルドカードは使用できません。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチ以外のメンバスイッチを対象とする場合,remote commandコマンドを使用してください。

remote command {<switch no.> | all} rmdir <directory>
remote command {<switch no.> | all} rmdir mc-dir <directory>

[実行例]

MC上のディレクトリdeldirを削除します。
>rmdir mc-dir deldir

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

表4‒11 rmdirコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ

内容

Can't execute.

コマンドを実行できません。再実行してください。

MC is busy.

ほかのプロセスがMCにアクセスしています。

時間をおいて再実行してください。

MC is write protected.

MCのプロテクトスイッチが「▼Lock」になっていないことを確認してください。「▼Lock」になっている場合は,スイッチをスライドさせてから再度挿入してください。

装置のメモリカードスロットにほこりが付着していないか確認してください。ほこりが付着しているときは,乾いた布などでほこりを取ってから再度MCを挿入してください。

MC not found.

MCが搭載されていません。

MCが正しく装置に挿入されているか確認してください。

装置のメモリカードスロットにほこりが付着していないか確認してください。ほこりが付着しているときは,乾いた布などでほこりを取ってから再度MCを挿入してください。

[注意事項]

  1. mc-dirはMCが入っていない場合には実行できません。

  2. mc-dir指定時,コマンド実行中は装置のACC LEDが点灯します。ACC LED点灯時にはMCの抜き挿しを行わないでください。