運用コマンドレファレンス Vol.1


configure(configure terminal)

コマンド入力モードを装置管理者モードからコンフィグレーションコマンドモードに変更して,コンフィグレーションの編集を開始します。

[入力形式]

configure [terminal]

[入力モード]

装置管理者モード

[パラメータ]

terminal

メモリ上に記憶されたランニングコンフィグレーションを編集します。

[スタック構成時の運用]

マスタスイッチだけでコンフィグレーションを編集できます。

[実行例]

図2‒6 コマンド入力モードをコンフィグレーションコマンドモードに変更する
# configure
(config)#

[表示説明]

なし

[通信への影響]

なし

[応答メッセージ]

コンフィグレーション編集時のエラーメッセージについては,「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1」 「45.1.2 コンフィグレーションの編集と操作情報」を参照してください。

[注意事項]

  1. 装置の電源投入時にスタートアップコンフィグレーションファイルがメモリ上に読み込まれ,設定された内容に従って運用を開始しており,メモリ上に記憶されたランニングコンフィグレーションが編集の対象になります。メモリ上に記憶されたランニングコンフィグレーションを編集後,スタートアップコンフィグレーションファイルに保存しなかった場合,装置をリスタートすると編集したコンフィグレーションが失われるので注意してください。編集後,コンフィグレーションコマンドsaveでスタートアップコンフィグレーションファイルに格納することをお勧めします。

  2. コンフィグレーションコマンドstatusを使用すると編集中のコンフィグレーションの状態を知ることができます。

  3. configureコマンドが完了する前に[Ctrl]+[C]を入力して中断しないでください。中断した場合,copyおよびerase configurationコマンドがエラーになることがあります。

    この状態になった場合は,本コマンドでコンフィグレーションコマンドモードに変更して,コンフィグレーションコマンドendでコンフィグレーションコマンドモードを終了してください。中断したユーザがログアウトしている場合は,show loggingコマンドで該当するユーザのtty名を確認して,tty名が一致するようにログインしたあと,本コマンドでコンフィグレーションコマンドモードに変更して,コンフィグレーションコマンドendでコンフィグレーションコマンドモードを終了してください。