メッセージ・ログレファレンス


2.5 CONFIG

ここでは,イベント発生部位CONFIGの運用メッセージを示します。

表2‒12 イベント発生部位CONFIGの運用メッセージ

メッセージ

識別子

イベント

レベル

メッセージテキスト

内容と対応

09200006

E3

There is mismatch between master switch and switch <switch no.> configuration.

マスタスイッチとほかのメンバスイッチのコンフィグレーションが異なっています。

<switch no.> スイッチ番号

[対応]

メンバスイッチ<switch no.>を再起動して,コンフィグレーションを一致させてください。

09300001

E3

This system started with the default configuration file. because the startup configuration file is not found or broken.

次のどちらかの理由によって,デフォルト設定情報で運用を開始しました。

  • スタートアップコンフィグレーションファイルがない,または読み込めない

  • 装置の障害が発生して自動復旧した回数が,一定時間内に6回に達した

[対応]

  1. コンフィグレーションファイルを待避している場合はcopyコマンドを使用し,保存しているコンフィグレーションファイルをスタートアップコンフィグレーションファイルに反映してください。

  2. コンフィグレーションファイルを待避していない場合は,新しくコンフィグレーションファイルを作成してください。

  3. show loggingコマンドでログを確認し,障害が発生している場合はそのメッセージに対応した処置をしてください。

09300002

E3

Configuration command syntax error. line <line number> : "<error syntax>"

スタートアップコンフィグレーションファイルで構文誤りを検出したのでランニングコンフィグレーションへの反映をスキップしました。

<line number> 対象のコンフィグレーションコマンドの行番号

<error syntax> 対象のコンフィグレーションコマンドの構文

[対応]

確認だけしてください。

09300007

E3

Configuration edit status forcedly finished.

コンフィグレーションの状態を編集可能状態から編集終了状態に強制的に変更しました。

[対応]

コンフィグレーションコマンドモードにいる全ユーザをコンフィグレーションコマンドモードからexitした後,再度編集を開始してください。

09300008

E3

Cannot set the automatic setting configuration command.:<command>

コンフィグレーションコマンドの自動設定に失敗しました。

<command> コマンド名

[対応]

該当コマンドを手動で設定してください。

09600006

E3

Configuration access management error. process<process name>:pid<process id>:time <time>

コンフィグレーションに長時間アクセスしているプロセスがいたため,ロックを解放し自動的に復旧しました。

<process name> 発生プロセス名

<process id> 発生プロセスID

<time> 発生時刻(曜日 月 日 時:分:秒 年)

[対応]

なし。