timers spf
SPF計算の遅延時間と,実行間隔を指定します。遅延時間は,OSPFv3のトポロジ情報の変更などによってSPF計算をスケジュールしてから,実際にSPF計算を実行するまでの時間です。
実行間隔は,SPF計算の実施後,SPF計算を抑止する時間です。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
-
timers spf <Delay> <Interval>
- 情報の削除
-
no timers spf
[入力モード]
(config-rtr)
[パラメータ]
- <Delay>
-
SPF計算の遅延時間を指定します。なお,2回目以降のSPF計算の実行時間は,遅延時間後か,前回のSPF計算からの実行間隔(<Interval>)後の,どちらか遅い方の時間になります。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
1〜10(10進数:秒)を指定します。
-
- <Interval>
-
SPF計算実行後,次にSPF計算を実行するまでの最小間隔を指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
2〜10(10進数:秒)を指定します。
-
[コマンド省略時の動作]
初期値は,<Delay>が2秒,<Interval>が5秒となります。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
次回のSPF計算実行時から,適用されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
なし