コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


ip dhcp excluded-address

networkコマンドで指定したDHCPアドレスプールのうち,配布対象から除外とするIPアドレスの範囲を指定します。

[入力形式]

情報の設定

ip dhcp excluded-address <Low Address> [<High Address>]

情報の削除

no ip dhcp excluded-address <Low Address> [<High Address>]

[入力モード]

(config)

[パラメータ]

<Low Address> [<High Address>]

DHCPサーバがDHCPクライアントに割り当ててはいけないIPアドレス,またはIPアドレスの範囲を指定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    次に示すアドレスは設定できません。

    ・127.0.0.0〜127.255.255.255

    ・クラスA,B,C以外のアドレス

[コマンド省略時の動作]

networkコマンドで指定された範囲の全IPアドレスが割り当て可能です。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

  1. 除外アドレス設定を削除することによって,DHCPアドレスプール数が最大数を超えてしまう場合には,除外アドレス設定を削除することはできません。

[関連コマンド]

なし