ip dhcp excluded-address
networkコマンドで指定したDHCPアドレスプールのうち,配布対象から除外とするIPアドレスの範囲を指定します。
[入力形式]
- 情報の設定
-
ip dhcp excluded-address <Low Address> [<High Address>]
- 情報の削除
-
no ip dhcp excluded-address <Low Address> [<High Address>]
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- <Low Address> [<High Address>]
-
DHCPサーバがDHCPクライアントに割り当ててはいけないIPアドレス,またはIPアドレスの範囲を指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
次に示すアドレスは設定できません。
・127.0.0.0〜127.255.255.255
・クラスA,B,C以外のアドレス
-
[コマンド省略時の動作]
networkコマンドで指定された範囲の全IPアドレスが割り当て可能です。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに運用に反映されます。
[注意事項]
-
除外アドレス設定を削除することによって,DHCPアドレスプール数が最大数を超えてしまう場合には,除外アドレス設定を削除することはできません。
[関連コマンド]
なし