コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


default

ポリシーベースルーティングのデフォルト動作を指定します。デフォルト動作とはポリシーベースルーティングのすべての経路で中継できなかったときのパケットの扱いについての動作のことです。

ポリシーベースルーティングリスト情報に設定できるデフォルト動作は一つだけです。

[入力形式]

情報の設定・変更

default {permit | deny}

情報の削除

no default

[入力モード]

(config-pol)

[パラメータ]

{permit | deny}

ポリシーベースルーティングのデフォルト動作を指定します。

permit

パケットを通常の経路情報で中継します。

deny

パケットを廃棄します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません。

  2. 値の設定範囲

    なし

[コマンド省略時の動作]

パケットを廃棄します。

[通信への影響]

すでにポリシーベースルーティングリスト情報をアクセスリストに設定している状態で,選択されているポリシーベースルーティングリスト情報のデフォルト動作を変更した場合,対象のパケットが一時的に廃棄されることがあります。

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに運用に反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

なし